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2023.09.19

マダニについて

マダニは日本全国に生息しており、森林や川原の草むらに多いですが、
都市部の公園にもいますので草むらがある所ならどこにでもいると考えていいでしょう。
マダニは人はもちろんペットにもくっついて血を吸います。
目の周り、鼻の周り、耳、足の付け根など皮膚の薄いところにくっついています。
大きさは、1~5㎜。吸血後は5~10mmくらいになります。

ダニが引き起こす病気

犬・猫は痒み、皮膚炎、貧血などの症状がでます。
更にマダニの中にいるウイルスによって下記のような感染症にかかる恐れがあります。

瓜実条虫症(サナダムシ)、バベシア症、リケッチア、ライム病、Q熱、猫ヘモバルトネラ症 SFTS(重症熱性血小板減少症候群)等が代表的な感染症です

また無理に取ろうとすると皮膚が裂けたり、ダニの口器だけが残ったりして、皮膚病の原因になることがありますので、無理に取らずにマダニを見つけた場合は動物病院で処置してもらってください。

ペットから人へ感染する SFTS

マダニが原因でペットから人へ2次感染する病気もあります。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
症状は発熱、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛など。
致死率も高いのでペットが感染したなど心当たりがある場合は病院で受診されることをお勧めします。

マダニの予防

犬・猫のマダニ駆除薬には、スポットタイプやスプレータイプ、錠剤タイプなどの種類があります。

市販のものもありますが、動物病院で処方する薬の方が効果が高いです。

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