新着情報

2023.11.17

僧帽弁閉鎖不全

犬に多い疾患です

心臓の左心室と左心房を分ける2枚の弁(僧帽弁)が厚みを増して、きちんと閉まらなくなる事により、左心室の動脈血が左心房に逆流を起こします。

最初は聴診で逆流音が聴取され、次第に左心室の心筋が肥大し、心臓が大きくなり、気管を押し上げて咳がでたり、最終的には肺水腫を起こします。

様々な治療薬がありますが、残念ながら進行を遅らせれることしかできません。

しかし、雑音が聴取された段階で治療薬を始めれば余命は長くなるとされていますので、早めの発見,早めの投薬が大切です。

記事一覧へ戻る

お電話はこちらから